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私立医学部 二次対策

2次最終合格を決定づける要素は「面接」です。
面接こそが、補欠の繰り上げのタイミングや、合格通知の時期に影響を与えかねません。
では、2次対策として、面接でどのような質問が問われるのか、それに対してどう答えるのか、また荒唐無稽な質問の対処法など、君の個性に合った回答法を指南します。付け焼刃の対策ではなく、自分のこれまでの実績・将来の展望をふまえた発言ができるよう親身に指導していきます。

2次対策医学部入試の「面接」では、「医療者としての適性と目的意識」を評価し、将来の医療者に必要な「人間性」を総合的に審査しています。面接の出来如何によっては補欠の繰上げなどにも影響を与えかねません。最終審査として行われる面接の対策指導を代官山MEDICALの総力を結集して実施いたします。
受講形態は①個人面接対策②集団討論対策です。
個人面接対策では、医学部志望動機や本学志望動機を君にふさわしい形にまとめ上げ、本番で自信のもてる発言ができるようにしっかり指導いたします。毎年各大学で問われる質問内容には「傾向」があります。東京医科なら倫理観を問う質問、岩手医科なら友人関係についての質問、愛知医科なら絵や写真を見せての回答しづらい質問…、すべての試験官の質問には「意図」があります。その意を汲んで答える力が問われます。
一方、金沢医科大・聖マリアンナ医科などの集団討論の難しさは、生徒同士の意見のぶつかり合いなので、相手の出方に大きく流れが左右されます。本番では司会役にならないように、など集団討論の注意点を踏まえ、今年度出題予想テーマをもとに演習するので安心して本番に臨めます。代官山MEDICALでは、毎年多数の合格者を輩出している学院長自らが出題傾向・データをもとに万全対策いたします。例年、「ほんとに、受けててよかった」という声が数多く聞かれる“大人気の講座”です。

【2019年度2次対策講座日程表】
2019年度日程 学校名 2次試験面接対策日

国際医療福祉大学

愛知医科大学

岩手医科大学
川崎医科大学

昭和大学 (Ⅰ期)

北里大学医学部

埼玉医科大学(前)

金沢医科大学

帝京大学

藤田保健衛生大学医学部

東京女子医科大学

自治医科大学医学部

東邦大学医学部

日本医科大学(前)

兵庫医科大学

近畿大学医学部

関西医科大(前)

東京医科大学

聖マリアンナ医科大学

杏林大学医学部(前)
東海大学医学部
獨協医科大学

順天堂大学医学部
久留米大学医学部
福岡大学医学部
東京慈恵会医科大学
東北医科薬科大学
日本大学医学部
大阪医科大学(前)
埼玉医科大学(後)
慶應義塾大学医学部
金沢医科大学(後)
昭和大学医学部 (Ⅱ 期)
日本医科大学(後)
杏林大学医学部(後)
藤田保健衛生大学医学部(後)
関西医科大(後)

久留米大医学部(後)
大阪医科大 (後)

1/28(月)
1/29(火)
1/30(水)
1/30(水)
2/1(金)
2/1(金)
2/2(土)
2/4(月)
2/4(月)
2/5(火)
2/5(火)
2/5(火)
2/6(水)
2/6(水)
2/6(水)
2/7(木)
2/7(木)
2/8(金)

2/8(金)
2/9(土)
2/9(土)
2/9(土)
2/12(火)
2/12(火)
2/12(火)
2/14(木)
2/14(木)
2/15(金)
2/18(月)
2/23(土)
2/27(水)
3/2(土)
3/7(木)
3/9(土)
3/9(土)

3/11(月)

3/11(月)

3/14(木)

3/18(月)

医学部の小論文対策
授業風景

医学部小論文の特徴

一般に大学が小論文を課しているのは、
1.課題の文章や資料を通して、筆者の主張や資料の内容を客観的に読み解く力があること
2.出題者の意図を把握したうえで、自分の主張を筋道を立てて説明する力があること
3.現代社会の諸問題についての基礎的な知識や関心があること
以上の3点を審査するためです。しかし、医学部の場合、他の学部と異なり、将来人命や健康に直接関わる仕事に就く人がほとんどであるため、
4.医師としての資質・適性があること
という点も合わせて重視されます。したがって、その点をいかに答案上でアピールするかがとても重要です。

小論文の学習ポイント

小論文の学習で大事なことは、前述した4つのポイントをバランスよくマスターすることです。
(1)については、小論文だけでなく、英語や国語の勉強の際にも、与えられたテクストを論理的に読む訓練をしておく必要があります。
(2)については、一定の論証パターンをベースにして、どの論点をどの順番に書くのか、という答案の流れを意識しながら、答案構成の練習を繰り返すことが重要です。
(3)については、日頃から新聞やインターネットなどを通して、最新の社会問題や時事問題などに幅広く触れておくことが不可欠です。
(4)については、医療問題について書かれた書物を新書レベルでよいので、何冊か読んでおくことが望ましいです。
次に、(2)で触れた論証パターンについて概観します。まず、自分の主張を読み手に説明するには、論理的に書く必要があります。論理的に書くには、一定の論証パターンにしたがって文章を組み立て、筋道を立てて自分の主張を説明しなければなりません。
いわゆる「序論→本論→結論」というパターンで書くのが一般的です。
序論

課題文や課題資料が与えられている場合は、その内容を正確に読み取り、必要に応じて要約します。次に、筆者の主張を前提にして、自分が何について述べるのか、論の方向性を示すために問題提起をします。その際、課題文で筆者が言っていることと、出題者が設問で聞いていることをよく把握したうえで、自分の結論に対応するように、問題提起を設定することが重要です。

↓
本論

まず自分の主張を先に述べて、仮説を立てます。そして、それを検証するのですが、方法としては大きく、個人的な事例や社会的な事例などの具体例を挙げて自分の主張を説明する方法と、反対説を紹介してそれを批判し、自説の正当性を強調する方法があります。採点のウェイトはこの論証プロセスに置かれているので、答案構成をする際に、しっかり筋道を立てて自分の主張を説明することが重要です。

↓
結論

冒頭で設定した問題提起に対応するように、端的に結論を書きます。そして、その結論が設問に対して正面から答えるものでなければなりません。最後にもう一度、設問を読んで、出題者から問われていることに端的に答えているかを確認しましょう。

大学別小論文対策情報

小論文で問われるのはどの大学でも基本的に医療従事者の資質・適性であるが、形式が大学によって異なるので、自分が受験する大学の問題を分析して、制限時間や制限字数、テーマの傾向などを踏まえて対策することが肝要である。

1.愛知医科大学2.岩手医科大学3.大阪医科大学4.金沢医科大学5.川崎医科大学6.関西医科大学7.北里大学8.杏林大学 医学部9.近畿大学 医学部10.久留米大学 医学部11.慶應義塾大学 医学部12.埼玉医科大学13.産業医科大学14.自治医科大学15.順天堂大学 医学部16.昭和大学 医学部17.聖マリアンナ医科大学18.帝京大学 医学部19.東海大学 医学部20.東京医科大学21.東京慈恵会医科大学22.東京女子医科大学23.東邦大学 医学部24.獨協医科大学25.日本医科大学26.日本大学 医学部27.兵庫医科大学28.福岡大学 医学部29.藤田保健衛生大学 医学部

愛知医科大学

【試験日】2次試験(試験日は2日あるうち、どちらか1日を選択)
【形式】 60分 5段階評価 横書き 600字以内
【内容】《テーマ型》―短文ないしは一行テーマについて、意見ないし考えを述べる
2011年より、問題傾向がかわり、人間性、医師としての適性を真摯に見定めようとする内容の出題になった。面白さ、独創性よりも、誠実さ、協調性、「倫理的価値判断」が優れていることを打ち出す。14は「動物園の動物は幸せかという問いに類似した問いを自分で作って、答える」出題。2日めは「つきあっている人への別れの手紙」を書くという出題。13は「自分の中のもう一人の自分」というテーマ作文、2日めは「10年後、20年後に予想される問題とその解決方法」を述べる。私立医学部の中で、最もユニークな出題校の一つ。
【対策】《設問に正確に応答する力》
 医師としての適性、人間性を打ち出せる作文を事前に準備しておくことが大切。その場の思いつきは危険。普段から、新聞記事などを題材にして、意見(倫理的判断)を打ち出せる型をマスターしていくこと。その意味では、典型的な問題。見かけのユニークさ、難しさに惑わされないようにすることが大切。以下のアドミッション・ポリシーにある5つの資質を兼ね備えていること、特に大きく逸脱していないことを文章で示せばよい。①医学への強い志向と学習意欲を持つ人、②医学を学ぶために必要な基礎学力と問題解決能力を備えた人、③人間性と教養が豊かで,倫理的価値判断に優れた人、④協調性を持ちコミュニケーション能力に富んだ人、⑤誠実で常に努力を怠らない人。最も重要なことは、設問の条件を逸脱しないこと。設問に適切に答えた形式をとることが最も注意すべきこと。

岩手医科大学

【試験日】一次試験(評価は二次)(試験日は2日あるうち、どちらか1日を選択)
【形式】 50分 評価は非公表 横書き 600字以内 
【内容】 《資料型》―資料文を踏まえて、テーマについて意見を述べる
資料文を踏まえて、自らの意見を述べる典型的な小論文。文章は短いが、制限時間がタイトなので、十分な対策が必要。出題テーマは以下の4つのアドミッション・ポリシーを満たしているかを判定するために作成されている。「1.生命倫理を尊重し、医学を学ぶための知性と科学的論理性を備えた人。2.自ら課題を探求し、論理的に物事を捉え、広い視野を持った学際的な人、3.病める人の心を理解し、病める者を救おうとする強い意志と情熱のある人、4.世界の医学の進歩と発展に貢献しようとする強い意欲のある人」。キー・ワードは「生命、広い視野、病める人への思い、学問への意欲」。
【対策】《資料に基づく意見作成力》
 まず短い文章を100字程度(二文程度)でまとめる練習をする。その上で、自らの意見を端的に述べる練習をする。その際に、本学建学の精神「医療人たる前に誠の人間たれ」をわきまえて、述べることが一番大切。医療倫理問題を中心にさまざまなテーマが出題されるので、毎日の新聞(特に社説)を読んでおき、理想的医師の観点から、意見を作ろうとする。’14年なら、「いのちの重さ」を単に述べるのではなく、資料で言及している「国民皆保険制度」についても触れる必要がある。とはいえ、その知識が問われているわけではない。命を巡る過去・現在・未来の有り様を、医師の立場として、意見を作れば良い。

大阪医科大学

【試験日】二次試験
【形 式】 30分 評価は非公表 横書き 二つのテーマのうち一つを選んで、400字以内で書く
【内 容】 《テーマ型》―短文ないしは一行テーマについて、意見を述べる
与えられたテーマに関して、自らの考えを述べる。制限時間が大変短く、書き慣れていないと焦る。準備が重要。テーマのうち、一つ目は「再生医療」、「インフォームド・コンセント」など、医学部受験生にとって、常識的なテーマが出題される。もう一つは、「代替エネルギー」や「SNS」など時事的な話題。新聞を読んでおくことが大切。
【対 策】 《即座に正当な意見を作る瞬発力》
 医療系の頻出テーマについて、定義できることが最も大切。定義から始めることがこのような出題例の典型的な型。したがって、事前準備が必要。各用語について、自己定義をしておく。時事的な話題に対する対策として、新聞(社説)が必読。テーマに関しては、正確な知識が必要であり、思い込みや曖昧なことは書いてはいけない。致命的な間違いとなる。
意見を書くときに忘れてはならないのは、本学建学の精神「国際的視野を持つ人間性豊かな良質の医療人の育成」を逸脱しないこと。独創的なものを書こうと、過剰に思わないようする。文章の型としては、「定義→意見→論拠」が標準のパターン。何度も書くと、すぐに書けるようなるので過大な心配をする必要はない。本番では問題用紙を「眼光紙背に徹す」の気合いで読み、構想を練ること。

金沢医科大学

【試験日】二次試験(試験日は2日あるうち、どちらか1日を選択)
【形 式】 60分 配点60点 横書き 300字以内
【内 容】 《資料文要約型》―資料を筆者になりきって、要約する
課題文を読み、300字以内で要約する。自らの意見や考えを述べる必要は一切ない。時間の余裕も比較的あるので、取り組みやすい。どんな人も練習すれば、必ず書けるようになる。テーマは医療系の頻出テーマが中心だが、医学、科学を大きな視点で捉えた文章が採られる傾向がある。何らかの形で、本学教育理念「生命への畏敬-Reverentia Vitae」を踏まえている。
【対 策】 《高度な要約力》
 要約の練習に尽きる。資料を正確にまとめ、それをわかりやすい日本語で表現できるようにする。まず筆者が特に言いたいところに印をつけながら読み、下書を作る。最初は500字程度のラフなものを作る。次に、その答案を自己添削していく要領で、短くまとめていく。下書なしの答案作成は厳禁。
 要約のコツは、本文の構成とキーワードをそのまま使うこと。一文を短く書くことが最大の注意点。一文が長く意味不明な文になる間違いが最も多い。また、箇条書きのようにならないように文の流れをつけることも大切。その際、筆者の言いたいことを明示しようとすること、なおかつ本文の再現性を高めることに配慮する。したがって、もっとも難しいのは、本文で提示されている例やエピソードの処理の仕方。原則は「例、エピソードは書かない」のだが、一切、無視すると、文章の再現性がなくなる。例示やエピソードに対する工夫が最も重要。自分で書いた者は、必ず、先生に添削してもらおう。第三者が要約それだけを読んで、内容が分からないと、合格答案とは言えない。高校の教科書に掲載されている科学分野の評論文などを使って要約するのがよい。他に、新書(科学系)の一節を利用して、要約練習をしてみよう。

川崎医科大学

【試験日】一次試験
【形 式】 50分 配点 非公表 横書き 600字以内 
【内 容】 《資料型》―資料文を踏まえて、テーマについて意見を述べる
13年から、出題形式と内容が変化。テーマ型から資料型へと変更。字数も時間も伸びて、本格的典型的な小論文問題になった。とはいえ、本学の育成する「良医」となりうる以下の条件(教育目標)を満たしているかを精査することに変わりはない。⑴心身ともに健全で、人間性豊かであるか、⑵幅広い守備範囲の知識と技能、かつ心優しさを持ちうるか、⑶全人的医療と同時に、新しい医学、専門性への関心と探究心があるか。人間性の豊かさを前面に出す文章を書くのではなく、「人間性、心優しさ、探究心」がないと判断されない文章を書けばよい。正攻法の対策をすればよい。資料の処理の仕方は学ばなければならない。
【対 策】 《小論の典型問題 型が利用しやすい》
 設問と資料を読み、資料が何について述べられているか、そして何について書くべきかを熟考する。ここを外すと致命的なので、一番の注意が必要。「○○氏は…について…と述べている。この…について、考えてみたい」などと、資料に基づいた上で、テーマの提示をまず最初に明示する。その上で、自らの考え、主張を述べていく。その論拠、理由は必ず述べる。できれば、身近な体験例も入れようとする。制限時間がやや厳しいので練習を積んでおかないと、「書けない」という最悪の事態になるので、早めに対策をしておきたい。その際、ある程度の自分の型を作ることを意識する。「この型で書ける」という自信をもつことが大切。

関西医科大学

【試験日】一次試験
【形式】 45分 配点 段階評価 横書き 500字以内 
【内容】 《テーマ型》―一行テーマについて、自らの考えを述べる
問題用紙には、「小論文課題」として、題が大きく印刷されているだけで、それについて意見を書くのか、感想を書くのか、一切指示がない。身近な事柄が出題テーマとして選ばれる。何を書いても自由だが、テーマを外さないことが大切。医師としての適性に欠けるところがないことを文章によって示せばよい。特に本学教育目標「⑴科学的な観察力・思考力・表現力…、⑵社会的・国際的に貢献できる医学知識と実践的医療技術…⑶患者の痛みの分かる心をもち、患者の立場になって行動する態度…⑷自ら問題を解決する能力と生涯にわたって学習を継続する姿勢…」、この4条件に抵触するような内容は書いてはいけない。
【対策】《メリット・デメリットの比較考量》
 一つのテーマに対して、それを様々な角度から検討できる客観的観察力、批評精神、問題解決能力、そしてバランス感覚が問われている。具体的には、テーマについてのメリットとデメリットを指摘し、両者を比較して、どうあるべきかを書いていけばよい。その際、身近な体験を例示して、自らの人間性を反映させようとする。日頃から、頻出テーマ、時事的テーマについて、長所・短所の「比較考量」の練習をしておく。字数が短いので、までテーマを明示して、すぐに結論を述べる。その後に、メリット・デメリット等を挙げ、論拠を示す。たとえば、「脱ゆとり教育の導入について」ならば、「その是非を論じたい」とハッキリ明示し、自らの立場(導入すべき、撤回すべき)を最初に述べる。そして、その後に自らの体験をのべつつ、「ゆとり教育」のメリット・デメリットを指摘し、自らの判断が合理的であることを証示する。もちろん、そのような型にとらわれずに書いても良い。様々な書き方を試す練習が必要。

北里大学 医学部

【試験日】 二次試験(試験日は2日あるうち、どちらか1日を選択)
【形 式】 90分 配点 非公表  縦書き 小問が3題
 ⑴タイトル=20字 ⑵説明等=200字または400字以内 ⑶自分の考え=400または600字
【内 容】 《資料型》―資料の内容理解。資料にかかわるテーマに関して自分の考えを述べる。
 一般入学者選抜方針として、「人間性豊かで論理的思考能力,記述力,表現力,考察力,理解力などが優れた学生の入学を希望する」としているところからも分かるように、資料を論理的に理解することがなにより大切。その上で、自らの力で考察し、人間性に瑕疵【かし】(傷=問題)がないことを示せば良い。医学部小論文として、最も典型的な問題。客観的に説明する設問と、自分の主観を述べる設問との区別づけが大切。答案用紙が縦書きであることに注意する。
【対 策】《身近な例や体験例を生かす》
 長めの文章を読んで、20字以内でタイトルをつける問題、次に文章内容に関しての説明問題が出題される。最後の問三で医師を志す者としての立場から、意見を述べる。問一と二では、理解力、論理的思考能力、記述力などが判定される。問三では、表現力、考察力を見る。問三は既に準備しているはずの「理想の医師像」を設問に応じて、変形しながら書けばよい。問一と問二を短時間で書く必要がある。読解も含めて、30分で書き終えるのが理想。残りの60分を問三に当てたい。どんなにかかっても、50分以内で問2までを終わらせる。40分あれば、ぎりぎり600字は書ける。

杏林大学 医学部

【試験日】 二次試験(一般は1日。センターは試験日は2日のうち1日を選択)
【形 式】 60分 配点 非公表
【内 容】 《テーマ型》―テーマについてどのように考えるかを述べる
 一つのテーマに対して、どう考えるかを述べる。アドミッション・ポリシーにあるように、⑴生命の尊厳を尊ぶ心をもつとともに、高い倫理観と豊かな人間性を備えた人であること、⑵協調性と高いコミュニケーション能力をもち、周囲の人と良好な関係を築けること、⑶柔軟な思考力と知的探究心をもち、生涯を通じて医学の修得・研鑽に熱意をもって取り組めること。この3点に欠格でないことを文章で示せばよい。11年からは新聞記事を利用して、テーマに答える形式だったが、14年は再びテーマのみに戻った(いわゆる一行テーマ)。なお、新聞記事には図表が引用されている場合もあった。課題テーマは一貫しており、広い意味での、医学・教育関連の頻出テーマ。一度は考えておかなければならないようなテーマばかり。
【対 策】 《頻出テーマについての意見を述べる》―新聞を読む、定義ができる
頻出の医療系キーワードは定義を正確にできるようにしておく(たとえば「iPS細胞」とは何か、端的に書けるということ)。そのためにも新聞記事は毎日、読んでおきたい。特に医療、科学、教育に関わる社説やコラム。医療系キーワード、頻出テーマの「まとめノート」は作っておきたい(あまり凝りすぎないこと)。新聞記事(資料)がある場合、ない場合のどちらの形式でも書けるように備える必要がある。グラフの処理の仕方もマスターしておく必要がある。ようするに、小論対策を一通りやっておかなければならない。「なんとかなる」と甘く見ておくと、痛い目にあう可能性がある。特に、60分800字は制限がやや厳しいので、練習は不可欠。とはいえ、基礎的な事項を一通りマスターすればよいだけであり、過度に心配する必要はない。過去問を中心に早めにコツコツやることが一番の対策。

近畿大学 医学部

【試験日】 二次試験
【形 式】 時間:40分  配点:段階評価  横書き 400字以内 
【内 容】 《テーマ型》―一行テーマについて、意見を述べる
 医療にかかわる課題が出題される(医師の資質、医師不足、チーム医療、高度先進医療、再生医療、混合診療など)。テーマについての基礎的知識がないと書けない。論題「…」として与えられているだけで、設問がないことが多い。アドミッション・ポリシーの「自ら課題を発見し解決していく意欲」が問われているとも言えよう。後期では、自分の体験等を書く出題もある。これもアドミッション・ポリシーの「奉仕の精神と協調精神に富む、倫理観と責任感に富む」かを判断したいということだろう。「人を愛し、信頼し、尊敬することのできる」謙虚な精神を忘れてはいけない。字数が短いので、言いたいことを端的に表現できる練習をする必要がある。本学入試講評にこうある。「医学部学生にとって…自分の知識や考えを簡潔にまとめて整理することが必要…近畿大学医学部への入学者には、平素からこういう習慣を身につけようとする努力を期待する。小論文の中に、受験者に医学部教育に耐えうる素質の有無を見出そうとした」。
【対 策】 《頻出テーマへの一問一答》―「まとめノート」を作ろう
与えられたテーマについて、定義、問題点、争点をのべた上で、解決案などを書いていく。「①定義→②問題点→③解決案」をそれぞれを一文50字の二文で書いたら、たちまち300字。コンパクトに表現する練習が大切。頻出テーマ、医療系の時事的テーマについては、必ず、「まとめノート」を作る必要がある。テーマに関して、一問一答形式で答えられること。覚えるべきことは50程度なので、日頃からコツコツやっておけば負担にはならない。自分の進みたい道なのだから、このぐらいの努力ができなければ、適性がないということになる。対策を立てないと、何も書けないという最悪の事態が訪れうる。14年の「混合診療」は多くの受験生がその意味を知らず、出来が悪かった。出題者は次のように言っている。「医師を志す者として」の「一般常識」はわきまえよ。書いてはいけないのは、「単なる感想文の域を出ないもの」、「根拠のない発想を述べた文」。

久留米大学 医学部

【試験日】 二次試験
【形 式】 時間:60分 配点:50点  縦書き 800字以内 
【内 容】 《テーマ型》―一行テーマについて、意見を述べる
 テーマが受験会場の黒板に板書される。テーマは毎年、医学部長が出題する。根本的な医療問題、アクチュアルな医療問題、どちらとも出題される可能性がある。医師としての適性を正面から見ようとしている。付け焼き刃では書けない。日頃から、なぜ医師を目指すのかを問い換えす作業が必要。
【対 策】 《医療、医師の理想像をイメージできる》
 医療の理想の姿、あるいは医師の理想像を端的にまとめておくことが大切。しかも、具体的にどんな医師を目指しているのかを真摯に述べられるようにしておく。事前に準備することができるという意味では、容易なようだが、真正面の問いかけなので、受験生の本来の姿が現れ、生き方が問われるとも言える。当然ながら、面接試験で小論文の内容と整合性がないとたちまち減点される。字の丁寧さも採点対象となる。どんな医師になりたいのか、どんな病院を作りたいのか、様々な情報を手に入れ、自分の理想像を具体化しておくことが対策となる。まず過去問を、正直、素直に書いてみる。それを専門の先生に見てもらいながら、修正していく。その過程で、自分の理想像を確かにしていくという作業が大切。

慶應義塾大学 医学部

【試験日】 二次試験
【形 式】 時間:50分 配点 非公表  縦書き 二問で600字 
【内 容】 《資質判定型》―様々な角度から、医師としての資質の有無を見定める
 「独立自尊の気風を養う」にたる「豊かな人間性と深い知性」、および「確固たる倫理観に基づく判断力」があるか、「生涯にわたって医学の研鑚を続け」うる気構えがあるかどうかを見定める。]難しそうにみえるが、医師になりたいという情熱に基づいて、正直に書けば、問題はない。ただし、アドミッション・ポリシーにある「患者中心の医療を実現できるphysician scientist(科学的思考力を備えた医師)となりうる医療人としての資質、目的意識、モチベーションを重視し、選抜する」ので、浮ついた思いつきのようなことは書いてはいけない。あくまで「科学的思考力を備えた医師」としての発言をすること。一番やってはいけないことは、設問意図を外すこと。あくまで、設問条件の中で、記述すること。
【対 策】 《設問に応答する知性と感性》―新聞を毎日読む
 客観的分析力、批評精神、問題解決能力、柔軟性、バランス感覚、日本語表現力を鍛える。とはいえ、このような資質はそう簡単には身につかない。日々の生活の中で、各自が抱える問題を真摯に解決していくことで身につく。直接的な対策としては、医療問題を中心に頻出テーマについて自らの考えをまとめておく。新聞の社説などを読んで、意見文を200字程度で書くことが最も効果的。週に一度でよいので、やってみよう。

埼玉医科大学

【試験日】 一次試験
【形 式】 時間:60分 配点:50点(500点満点中)
      現代文の読解中心のマーク式テスト(大問4題=小問総計30題前後) 
【内 容】 《現代文》
 現代文の読解力テスト。社会常識、基礎的な数理能力などの設問もある。センター試験よりも、日本語能力試験やSPI長文読解問題、法科大学院適性試験(長文読解問題)に似ている。過去問をひたすらやれば、十分。
【対 策】 《速読速解》―いかに速く判断するか
 一番の問題は60分内でできるようになること。設問や結論部などを先に読んで、内容と答えを想定しながら読解していく。速読力のある人は間に合うだろうが、読解が苦手な人は苦戦するかも。最も難しいのは、迷った時の対処法。迷ったら1分以内でマークして、次の問題へ進む。いかに効率的に全体から正答をもぎとるかが重要。時間を厳密に想定して過去問を解く練習を重ねる。同年度の問題を繰り返し解いて、要領をつかむことが大切。

産業医科大学

【試験日】二次試験
【形 式】時間:120分 配点:50点 英語小論(小問4題)と日本語小論(一問)の2題
【内 容】 《資料型=英語小論&日本語小論》
-―資料を踏まえて、意見を述べる。本文と別例で説明する
 14年から形式が代わり、二次試験の小論文は時間が倍の120分になり、英文1題、日本語文1題の2題が出題される。英語問題は小問が4つあり、最後の問4が「あなたの考えを述べなさい」というスタイル。一方の日本語問題は従来と異なり、「本文とは別の例を挙げて、説明する」スタイル。このような設問では、自分の意見を書いてはいけない。説明することに終始する。 しかし、この形式が続くかどうかは疑問。特に日本語小論は従来の「あなたの考えを述べなさい」に戻るかも知れない。対策を怠らないように。
【対 策】 《資料型》―資料文を読んで、内容を説明する、意見を書く。
 資料が英語になったからといって、書き方が変わるわけではない。資料の内容への是非、賛否を述べるのが基本。論拠やデータを示しつつ自らの考えを述べる。体験例も入れたいが、400字と短いので書けないかもしれない。日本語問題の方は、説明するだけなら、600字は字数が多すぎて困惑するかも知れない。そこは例を工夫して書けばよい。9割以上は書かないと減点対象になる。

自治医科大学

【試験日】 二次試験
【形 式】 時間: 90分 配点:非公表 大問2題各500字以内 
【内 容】 《総合型》―設問に正確に答えた構成にする
1医師としての知性、基本的学力としての読解力、論理的思考を問う問題
2医師としての適性、高い倫理観、共感力、実行力、文章力があるかを問う問題
「出題文冊子」と「設問・解答用紙」が分かれている。設問が大変良く練られているので、何よりも設問意図に正確に答えることが大切。特に文章読解力、文章構築の表現力があるかが精査されている。答案に受験生の人間性が直接表れるような設問を作ろうとしている。
【対 策】 《設問に応答する論理的分析力と人間力》―新書、新聞を読む
 本学教育理念、「医療に恵まれない地域の医療に進んで挺身する気概ある医師」たりうるかを判断しようとしている。その前提となる論理的思考力、客観的分析力、問題解決への実行力と気概、日本語表現力が試されている。とはいえ、このような資質はそう簡単には身につかない。日々の生活の中で、各自が抱える問題を真摯に解決する過程の中で身につくものだ。直接的な対策としては、医療問題に関連した新書等を読むこと。また新聞の社説などを読んで、意見文を200字程度で書くことが最も効果的。自分ならどうするという発想、そして問題を真摯に受け止める謙虚な姿勢を常にもつこと。

順天堂大学 医学部

【試験日】 一次試験(評価は二次合格者選抜で使用)
【形 式】 時間: 70分 配点:非公表(二次で判断) 横書き 800字以内 
【内 容】 《視覚的資料型》―写真や絵を見て、意見を述べる
 写真や絵画などの視覚的な資料をみて、感想を述べる。まず写真や絵で何が描かれているかを説明しなければならない。客観的な視点で、資料を紹介する。端的に描写、説明する力が問われている。その次に自らの解釈を述べていく。その表現の中で、自らの資質、人間性、医師としての適性がさりげなく表れるようにする。
以上が一般的パターンだが、設問にはリード文、条件がつけられていることが多い。この設問条件は熟読吟味が必要。解答の方向を示唆しているからである。
【対 策】 《体験作文を書く》―医師志望理由、あるべき医療の体験作文を生かす
 まず資料(写真や絵画)を的確に説明できる文章力をつけなければならない。案外これが難しい。どうしても余計なことを書いたり、細かく書きすぎてかえってわかりにくい文章になってしまいがち。わかりやすい説明ができることは、医師においても重要な資質。新聞の報道写真や、広告のイメージ写真などを使って練習はすぐにできる。100字程度で書く。その描写文を第三者に見てもらって、分かるかどうかを判定してもらえばよい。
 次は、その絵から連想することをどう書くか。通常は自分の体験と結びつける。その体験を通じて、訴えたいことを書いていく。医師を志望したきっかけや、医療体験についての出来事、あるいは高校時代、浪人時代の思い出(成長体験)など。最終文では、再び写真ないしは絵に戻った方がよい。以上が典型パタンであるが、もちろん自由に書いて構わない。本学の求める学生像=「1. 一人の人間として,人間と自然を愛し、相手の立場に立つ思いやりと高い倫理観を有する人。2. 幅広い人間性、柔軟性と協調性を備えた高いコミュニケーション能力を有する人。3. 自ら問題を発見し、知的好奇心をもって、自主的に課題に取り組むことができる人。4. 国際的な視点から医学・医療の進歩に貢献しようとする熱意有る人。5. 入学後も、自己啓発・自己学習・自己の健康増進を継続する意欲を有する人」、これを逸脱した内容を書かなければ、問題はない。段落分けは当然ながら、必ず行う。

昭和大学 医学部

【試験日】 二次試験
【形 式】 時間: 60点 配点:非公表  横書き  600字以内 
【内 容】 《テーマ型》―短文の課題に対し、自らの考えを述べる
 A4一枚の用紙の中に、問題が書かれてある(100~300字)。その設問に答える。大学の理念、建学精神「至誠一貫」、「昭和大学宣言」、アドミッション・ポリシーに基づいて、問題が作られている。まずはアドミッション・ポリシー、求める人材を熟読玩味すること。
【対 策】 《設問応答力と事前準備》―求める人材像を満たしていることを証示する
 何らかの形で、アドミッション・ポリシーを満たしているかを調べるための出題がなされる。それゆえ、求める人材像、「1.常に真心を持って人に尽くす意欲と情熱のある人、2.チーム医療を担うための協調性と柔軟性のある人、3.医療や健康に関わる科学に強い興味を持つ人、4.自ら問題を発見し解決する積極性のある人、5.医療を通じた国際社会への貢献に関心のある人、6.一年次の全寮制共同生活・学習に積極的に取り組める人」、以上の6つそれぞれに対し、何らかの形で条件を満たすという作文を予め作っておきたい。200~400字程度でよい。できる限り、具体的に書くことが必要。
 次に大切なことは、設問に正確に応答すること。自分が準備したことを書くのではない。あくまで、設問に応じたい形式と内容にすること。時間制限もぎりぎりなので、練習が必要。

聖マリアンナ医科大学

【試験日】 二次試験
【形 式】 時間:60分 配点:100点  400字以内 
【内 容】 《現代文型》―現代文読解&要約
 アドミッション・ポリシーの「本学が求める学力」の項に、「論文試験では、文章の読解力および表現力、論理的思考力を重視し、面接試験では、将来良き臨床医となるために必要な積極性、協調性、社会性を中心に評価している」とある。「小論文」と区分されているが、実際の問題は「現代文」テスト。課題文を読んで漢字の書き取り、語句説明、空所補充、傍線部説明などの問題に答える。解答方式はマーク式と記述式の両方。最後に、300~400字の説明問題ないしは自分の考えを述べる問題。
【対 策】 《読解力と記述力をつける》―要約練習をする
 過去問を2~3回以上、解く。その後は、公表されている同型の問題で練習するのが良い。埼玉医科大、兵庫医科大の過去問がよいだろう。要約は金沢医科大自分の意見を述べる問題は近年は出題されていない。だが、出題の可能性がないとはいえない。備えは必要。しかし、中心は、要約力。要約練習をすれば、読解力や漢字書き取りの練習にもなる。

帝京大学 医学部 〈国語〉

【試験日】 一次試験(3日間実施 自由選択)
【形 式】 時間:60分相当 配点:3科目300点(英語・数学・理科・国語の中から3科目選択180分)
【内 容】
《現代文型》現代文1題が必修問題+「現代文2題・古文1題・漢文1題」のうち2題選択=合計3題を解く
 現代文の必修問題は完全な「現代文テスト」。現代文の選択問題の中には、漢字、四字熟語、慣用句や文学史などの知識が出ることが多い。科目選択において、どの科目をとるかの有利不利は原則としてない(国語を採ったから不利ということはない)。他科目との関係は、偏差値換算ではない、独特の得点調整をするらしい。受験生としては、得意な科目を解くしかない。時間が余れば、できるだけ他科目も解く。高得点科目の方で判定してくれる。
【対 策】 《現代文の勉強をする》―慣用句、文学史なども
 本学他学部の国語問題はホームページから入手できるので、それを解いて練習する。その中で、現代文、古文、漢文選択の戦略を立てる。脱文問題や誤記訂正に得意になる必要がある。漢字はもちろんである。空欄問題は解答根拠が稀薄な問いもあるので、慣れが必要。

本年より、300字の課題作文と面接(10分程度)の2次試験が課される。予想としては①一行問題か②短い文章を読んで意見を述べるといった標準的な出題となる公算が高いといえる。

東海大学 医学部

【試験日】 二次試験(試験日は2日あるうち、どちらか1日を選択)
【形 式】 時間:30分 配点:非公表  横書き  500字以内 
【内 容】 《資質判定型》―様々な角度から、医師としての資質の有無を見定める
 2012年から小論文が復活。医師としての資質の有無を判定する設問になっている。絵や写真、詩に対して、感想を述べたり、10年後の自分に手紙を書く問題。本学教育目標の「幅広い視野に立ち、広範な知識・確かな技能・豊かな創造性を持つとともに、社会的役割を認識し人に対する尊厳を忘れない人間性豊かな『良医』の育成」に共鳴し、自ら学ぶ意欲を持った人材であるかを見定めたい。短い時間で書かせることで、その人の本性、人間性を測ろうとしている。
【対 策】 《体験作文の利用》―自己分析に基づき、200字体験作文で練習する
 感想文の中で、「客観的分析力、問題解決能力、人に対する尊厳を忘れない人間性」を一度に表現するのは難しい。日頃からの準備が大切。特に、自己の医師への適性を訴えかける体験作文を準備しておく。200字程度で端的にまとめるのが大切。14年はスティーヴ・ジョブズの講演の言葉「ハングリーであれ、愚か者であれ」は若者はどう生きるべきだと語りかけているかを述べたり、写真を見ての感想を自由に書く。あれこれひねって書くより、設問に正対し、素直に述べていく心構えが大切。できれば、体験例と結びつけたい。

東京医科大学

【試験日】 二次試験
【形 式】 時間:60分  配点:非公表  横書き  400字ないしは600字以内 
【内 容】 《資料文要約型》― 資料文を読んで、まとめる
 課題文を読み、要約する。字数は年度により変わる。自分の意見や考えを述べる出題は近年、皆無。時間の余裕もあるので、練習さえすればどんな人でも書けるようになる。テーマは思想、倫理系の骨太のもの、本質的な問いかけが多い。もちろん、意見を書く出題に戻る可能性もあるので準備は怠らないように。過去問が公開されていないので、同型の金沢医科大の問題などを使って練習する。なお、適性検査ではYG検査(30分)、バウムテスト(20分・木と人を自由に描く)が実施される。
【対 策】 《要約力》―「自学自習」&第三者の添削
 要約練習を週に1回程度でよいので、やっておきたい。資料を正確にまとめ、それをわかりやすい日本語で表現できるようにする。まず筆者が特に言いたいところに印をつけながら読み、下書きを作る。最初は500字程度のラフなものを作る。次に、その答案を自己添削していく要領で、短くまとめる。下書きなしの答案作成は厳禁。
 要約のコツは、本文の構成とキーワードをそのまま使うこと。一文を短くすることが最大の注意点。一文を長く続けてしまう間違いが、最も多い。ただし、箇条書きのようにならないように文の流れをつけることも大切。その際、筆者の言いたいことを明示しようとする。なおかつ本文の再現性を高めようとする。それゆえ、もっとも難しいのは、本文で提示されている例やエピソードの処理の仕方。原則は「例、エピソードは書かない」のだが、一切、無視すると、文章の再現性がなくなる。例示やエピソードに対する工夫が最も重要。自分で書いた者は、必ず、先生に添削してもらおう。第三者が要約それだけを読んで、内容が分からないと、合格答案とは言えない。高校の教科書に掲載されている科学分野の評論文などを使って要約するのがよい。他に、生命倫理、医療倫理にかかわるような新書(科学系)の一節を利用して、要約練習をしてみる。

東京慈恵会医科大学 

【試験日】 二次試験
【注 意】 2017年度より小論文が課される。現時点では1,200~2,400字程度の長さが予想されている。形式としては横浜市立大学のようなテーマ型、順天堂大学のようなビジュアル型、または東京医科歯科大学後期のような長文読解型が予想される。

東京女子医科大学

【試験日】 一次試験
【形 式】 配点:二次試験で評価
【注 意】 2016年は課題文を読んで自分の意見を書く問題でした(非公表)、今後も同様の出題が予想されますが、傾向が変わる可能性もあることから、あらゆる小論文パターンを一通りやっておく必要があります。

東邦大学 医学部

【試験日】 一次試験
【形 式】 時間: 60分 配点:非公表  横書き  200~600字以内
【内 容】 《国語型》―2014年、新傾向へ変化
 従来は、短い課題文章を読んで、自分の考えを述べる問題だったが、本年からガラリと変わった。資料文を読み、接続語などの空欄補充や並べ替え問題などを解く「国語型」の問題へと変化した。答えはマークシートに記入。それに加え、資料の要約を書く問題も出題された(200~300程度の字数制限)。自分の意見を述べる設問はなかった。
【対 策】 《要約&国語対策》―全般的な備えが必要
 来年度も14年と同様になる確率が高いが、本年の採点結果次第では、従来のパターンに戻る可能性もある。従って、小論文全般に対する準備がどうしても必要になってしまう。北里大のような問題がいい練習になるだろう。要約問題の出題は可能性が高ので、この備えは是非しておきたい。金沢医科の過去問で練習するのがよい。国語問題は、「帝京」、「埼玉医科」まで本格的なものではなく、「聖マリ」よりは本格的といった程度だろう。これらの過去問で練習するか、不得意な人は日本語能力試験N1等で練習するのがよいだろう。意見を書く問題が出されたなら、あくまで「良医」としての立場で書くことが大切。

獨協医科大学

【試験日】 二次試験(試験日は2日あるうちの1日を選択)
【形 式】 時間:90分  配点:非公表  横書き  200/600字以内 
【内 容】 《要約&意見型》―要約と意見の区別をハッキリと
 A4横書き2枚~3枚弱の文章が資料文。文章は医療関係とは限らない。問一はその要約。全体の要約ゆえ、構成も再現しようと意識して、キーフレーズを中心にまとめる。問2は自らの考えを述べる。ただし、「具体例」や「自らの体験」を交えてなどの条件がつくので、その条件を守ることが大切。「医師として」などの条件がつく場合もある。自らの意見を述べる際には、資料文の考えと自分の考えの区別づけをしっかりすることが大切。括弧などの引用記号を的確に使えなければならない。資料文で書かれていないことを述べなければ、意見や主張にならない。多様なものの考えができるように日頃から練習する
【対 策】 《要約練習と意見作成》―新聞の社説を読む
 要約はどんな人でも書けるようになる。練習を積めば、短時間で書けるようになる。とはいえ、忙しい受験生としては、そう簡単に要約練習に時間を割くことはできないだろう。新聞の社説を毎日(最低でも3日に1回)、要約するのが有効。この要約(100字程度)を15分で書けるようにする(最終的には5分以内)。新聞の社説は大学入試レベル以下の難度なので、そのぐらいの時間で書けなければならない。また自分の意見を作るときの参考にもなるので、何かと便利。

日本医科大学

【試験日】 二次試験(試験日は2日あるうちの1日を選択)
【形 式】 時間:60分 配点:非公表  横書き 600字以内
【内 容】 《テーマ型&グラフ型》―工夫した設問により、医師としての適性を見る
 二次試験日が選択式になって、初年度の作問。1日めが従来通りの工夫されたテーマ論文。2日目がグラフの読み取り。グラフは新傾向と言えるが、想定の範囲内。共通するのは、医師としての適性を見ようとする構え。本学学是「克己殉公」に適い、「愛と研究心を有する質の高い医師と医学者の育成」に耐えうるかを判定したい。なぜ医師を目指すのかを絶えず自己に問いかける真摯な態度が求められている。 【対 策】 《設問応答力が大切》―設問の意図を踏まえる
 1日目がテーマ論文、2日目が図表というパターンで落ち着くと思われるが、1日目2日目が逆になることもありうる。どちらのパターンも書けるようにしておく。設問に正確に応答することが何よりも大切。14年では、「捏造」等の不正行為がなぜ起こるのか、その背景分析と対策方法。背景分析が約300字、対策が約300字の2段落構成が順当な書き方。事象を多角的角度から客観的論理的に分岐する力が求められている。また、その根幹には、モラルの高さ、真摯な態度、弱者への奉仕の精神がなければならない。とはいえ、ことさらに人間性を前面に打ち出す必要はなく(そんな文章は慎みがない)、文体に人柄がにじみ出るような書き方を心がけることが大切。したがって、かなり高度な訓練が必要なため、過去問に早くから取り組まなければならない。

日本大学 医学部

【試験日】 二次試験
【形 式】 時間: 60分 配点:重視  800字以内 
【内 容】 《資料関連型》―資料文を踏まえて、設問に答える
 資料文を正確に読み取れていることは当然として、設問に正確に答えることが何より大切。資料文は文学的なものが多い。過去に、夏目漱石「私の個人主義」、徒然草も出題された。「論述しなさい」が共通した問いかけだが、客観的論理的に自らの考えを述べる必要がある。なお適性検査はクレペリン検査と短文作成(複数)が行われる。
【対 策】 《好奇心&設問応答力》―設問に一つ一つ答えていく
 さまざまな文章に触れる機会を作るようにしよう。高校の現代文教科書、新聞が最も手軽だが、医療系、科学系の新書、エッセイなどもお勧め。柔軟な精神と好奇心が必要。過去問に多くあたることが一番の対策になる。14年は「筆者が述べる“真に創造的な自由”」の説明と、そうした自由が人生にとって大切であることについての「自分の考え」との記述。「説明」と「考え」きちんと書き分けなければいけない。その区別が採点官に人目でわかるような書き方をしなければならない。「 」の使い方等  < 引用の仕方を知らなければならない。時間制限がややタイトなので、練習は欠かせない。

兵庫医科大学

【試験日】 一次試験(評価は二次試験で使用)
【形 式】 時間:60分 配点:重視する  横書き 40~400字以内 
【内 容】 《国語型&論述》―国立文系二次のような問題
 A4用紙、2枚程度の資料の読解問題。グラフが出題されることもある。空欄問題や意味内容説明、理由説明などの国立型の記述問題が出題される。さらに最後の問題で、自らの意見、考えを陳述する。12年以降60分に時間が短くなり、時間制限はかなり厳しい。悩まずに書いていかないと間に合わない。文章やグラフ自体の読み取りはさほど難しくないので、記述説明の練習をすることが一番大切。
【対 策】 《国立の現代文&小論文を解く》― 文を踏まえて、意見を述べる
 過去問をまず制覇する。記述答案は必ず先生など専門家に見てもらう。短い時間でまとめる力をつけるには、社説の要約(100字程度)がもっとも便利。3日に一度だけでも3ヶ月でやりつづけると、5分で要約が書けるようになる。その次には入試レベルの問題にあたる。

福岡大学 医学部

【試験日】 一次試験(評価は二次試験)
【形 式】 時間: 60分 配点:調査書、面接含め50点 横書き 400字以内中心(時に600字以内) 
【内 容】 《資料型》―資料を端的にまとめ、自らの意見を述べる
 A4の用紙1枚~3枚程度(年により変わる)の資料を読んで、思うところを述べるのがパターン。12年はグラフの読みとりもあった。資料から客観的に言えることと、自らの観点で述べることとの区別をつけて書くことが大切。字数は400字と短いので、資料からの引用は極力少なくする。自らの考えがあくまで中心。たとえば、14年では資料に述べられた「医療における二つの立場(EBMとNBM)」を短くまとめる手腕が問われる。
【対 策】 《端的に述べる練習》―資料のまとめ、自己の意見を端的に表現する
 資料はそれなりに骨のある文章や図表が出されるので、まとめるにせよ、自分の考えを述べるにせよ、400字では短いという印象を持つはず。しかし、その中で資料のまとめと自分の考えを表現しなければならず、端的に述べる練習がどうしても必要となってくる。高校の現代文の文章を100字で紹介する文章を書いたり、あるいは、それに対する意見を200字程度で述べる練習をしたりすることが有効だろう。まずは過去問を合格するまで書き直すなかでコツをつかむ。類題としては自治医科大の過去問などがよいだろう。グラフの読み取りは難しいものは出される確率は低いので神経質になる必要はない。国立大の小論文(教育系)過去問などから、類題を選び活用するのが良い。
全般的な注意としては、意見、感想を述べる際、単に思いつきを述べるのでなく、本学建学の精神と医師としての適性を踏まえ発言すること。

藤田保健衛生大学 医学部 

【入学試験の変更】
 平成27年度入学試験より、試験科目として小論文を廃止。学科試験の結果において、選抜された受験生には面接試験日に「個人面接」を実施する。