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医学部受験予備校代官山MEDICAL卒業生からのcampusreport
 

前回号から3回に分けてお伝えしている「代官山MEDICALOB現役医大生による大学紹介」 第2回目は大学の講義内容や学校の施設、課外活動についてお伝えします!

 

今まで学んできたことを学年別で記載してください。また、各学年で一番興味を持った授業内容はなんですか?

加藤

生物実習は、酵素の反応の実験なども行いますが、やはりカエルやマウスの解剖は、始めて医学部らしいことが出来た感じがして嬉しかったです。

1年生は基礎科学が中心であり化学実験、物理実験、生物実習は楽しかったです。化学実験は受験で教科書に書いてあったり、問題集にあるような問題を自分たちで行なうのですが、実際に行なってみると凄まじく時間がかかったり、手間がかかったりして大変なときもあり、なかなか出来ない経験で有意義だと思います。レポートの書き方も、この化学実験のときに指導を受けます。物理実験は、自分が生物受験だったので、よく分からず物理受験者にひたすら頼って、大変でした。生物実習は、酵素の反応の実験なども行いますが、やはりカエルやマウスの解剖は、始めて医学部らしいことが出来た感じがして嬉しかったです。ただし、検体に関しては、実験する前は生きており、カエルは自分で麻酔して、マウスは実習寸前に先生が殺して解剖するのですが、つい数分前まで生きていたものを殺して実習することに最初は少し戸惑いました。

 


2年生のメインは何と言っても人体解剖。半年かけて、一人の御遺体を解剖していくのですが、おそらく最初に医大生を実感する科目となるでしょう。

2年生のメインは何と言っても人体解剖。半年かけて、一人の御遺体を解剖していくのですが、おそらく最初に医大生を実感する科目となるでしょう。加えて、覚えなければいけない量に驚きました。解剖学には御遺体を解剖して行なう肉眼解剖と、人体の組織を顕微鏡でみる分子解剖学があり、どちらも重要です。また、生理学の実習も大変でしたが、ホルモンの作用、呼吸機能、腎機能など、ヒトが普段当たり前のように行なっている現象を実感し、理解できます。解剖学、生理学が上級生になって学ぶ、臨床医学の基礎になります。2年生では生化学も習いますが、人体で起きている化学反応を中心に学びます。具体的には、クエン酸回路や尿素回路とか。その他にもたくさん学びました。

2年時に正常な人体についての基礎医学を学びましたが、3年生からは病気の人体についての基礎医学を学びます。薬理学は薬の作用や、作用するメカニズムなどについて学びます。また、市販の薬などの成分分析をすることで、薬の成分が解るこが嬉しくなりました。理解する量は、自分の勉強量に比例します。「生物学」では、細菌やウイルス、寄生虫などの微生物について学びます。自分の想像以上の数の微生物が存在することに驚きましたが、患者さんを診察する過程において、感染症の疑いがあるので、微生物について学ぶことも重要。「病理学」はその名の通り、病気のメカニズムについて学びます。病理学実習では様々な疾患で亡くなった患者さんの病理組織を観察しますが、ここでは2年生で学んだ「分子解剖学」が活きます。異常な組織を発見するためには正常な組織が分かっていなければならないからです。その他で「法医学」「公衆衛生学」なども学びました。

横山

2年では講義の他に、解剖実習も行うため、1年間解剖学を勉強することになるため、非常に理解が深まります。

1年生では一般教養(ドイツ語、フランス語、中国語、英語、倫理学、心理学、経済学、生物学、物理学、体育など)と基礎医学(生化学、解剖学)を学びました。

2年生では、基礎医学(生化学、解剖学、生理学、微生物学、薬理学)を学びました。その中でも解剖学が一番印象に残っています。全ての疾患を考えていく上で、人のからだがどのようになっているのかは、本当に大切なことで、これを欠かさずに考えるべきだと思います。2年では講義の他に、解剖実習も行うため、1年間解剖学を勉強することになるため、非常に理解が深まります。

3年から臨床医学講義(病理学、腫瘍内科学、公衆衛生学、法医学)が始まり、一般教養や基礎医学に比べて、私は非常に興味を持てました。臨床症状、診断方法、治療方法を疾患ごとに学んでいきます。昭和大学は比較的、試験もやさしく、他の大学に比べて進級しやすい学校だと思いますが、3年の後期は臨床科目(外科学入門、循環器、呼吸器、消化器、泌尿器)が始まるということもあり、暗記しなければならないことが膨大で、テスト前には苦労したことも印象に残っています。

田原

3年次で最も興味深かったのは、消化器系の授業で実際に病院の検査部へ行き、生徒同士で自分たちの腹部超音波を見る実習をしたことでした。

1年生は基礎医学です。英語、化学(無機、有機)や物理、生物に始まり(これらは実習も)、健康心理学、運動化学、医学情報学(統計やPCの使い方など)など。後期は組織学や生理学、生化学、骨学なども始まります。生物や化学など受験の延長のような基礎ばかりでしたが、生物でやった好気呼吸、嫌気呼吸の話などを掘り下げたような生化学の授業は難しくもあり、興味深かったです。また、骨学の実習で、実際に骨を見てスケッチしたりしたときは、医学部に来た実感がようやく湧いた記憶があります。

2年生も基礎医学ですが、1年生の時と比較するとだいぶ専門的になってきます。東邦大学では、第1解剖、第2解剖と分かれているのではなく、呼吸器系、循環器系、神経系、感覚器系、生殖器系などに科目が分かれていて、その科目(臓器)ごとで、解剖学、生理学、組織学を学びます。そのため、2年生で他の大学のような「第○解剖学」「生理学」といった名前の授業は存在しません。後期になると、薬理学、微生物学、病理学、免疫学、放射線学などを学びます。2年生では水曜日以外の平日午後に、なんらかの実習(解剖実習、生理学実習、微生物学実習、生化学実習、免疫学実習、病理学実習など)が入り、とてもハードでした。その中で一番興味深かったのは、解剖学実習です。また、微生物学も個人的には興味深かったです。実習は基本的に出席も厳しく、ハードですが、微生物学実習で菌を培養したりして、身近な細菌について学べたことが楽しかったです。

3年生は、いよいよ臨床科目になります。呼吸器、循環器、脳神経学、遺伝学、腎・泌尿器学、血液・腫瘍学、消化器系学、マイナー科目(皮膚科・眼科・耳鼻科など)の疾患、病態をはじめ、内科、外科、治療などを国家試験も視野にいれて学びます。3年次で最も興味深かったのは、消化器系の授業で実際に病院の検査部へ行き、生徒同士で自分たちの腹部超音波を見る実習をしたことでした。座学や教科書の画像だけで勉強するのとは違い、実際に検査をやらせていただくことができ、勉強意欲もわき刺激になりました。

各大学の実習・実験施設及び設備について教えてください。

加藤

配属される科によっては、公の学会での発表などもあります。実験設備は大学院等が新しく建てられたばかりなので、クオリティが高いです。

4年生は実習というものは基本的にはなく、講義が中心です。ただし、日本医科大学では、3年生で基礎配属、4年生で臨床配属というものがあります。基礎配属は、基礎医学の教室に行って研究や学習を行い、臨床配属は、脳外科の医局に行ってそこで実際に臨床医学をテーマにした研究テーマを与えられ、半年から1年かけて(配属先によってはさらに長く)実験し、論文を作成し、実際の医者や教授たちの前で研究報告をします。配属される科によっては、公の学会での発表などもあります。実験設備は大学院等が新しく建てられたばかりなので、クオリティが高いです。肉眼解剖以外の実習は基本全て大学院等で行うので、実習のクオリティもかなり高いです。

横山

昭和大学は他の大学に比べて附属病院が多いため、豊富な実習を行うことができ、また、実際の医療現場をみて、患者さんと接することで、座学では学べないことを習得することができると思います。

昭和大学では、病院実習に力をいれていると思います。1年生では、寮がある山梨県の市中病院や介護施設で早期体験実習があります。2年生は大学の附属病院での実習で、看護師の方について、医師以外の医療従事者の仕事を学びます。3年生では、地域医療実習があり、各地域の開業医院に1人ずつ行き、開業医の方の仕事や大学病院との違いなどを学びます。4年では、大学病院にてレントゲンの読影法や医療面接の方法など、診断していく上で必要となる技術を医師から学んでいきます。5・6年では、昭和大学は他の大学に比べて附属病院が多いため、豊富な実習を行うことができ、また、実際の医療現場をみて、患者さんと接することで、座学では学べないことを習得することができると思います。

田原

シュミレーションラボや自修館という施設があり、眼底検査、レントゲンなどをはじめとした検査医学や、モデルを用いた採血の練習などを好きなときに練習できる施設が完備されています。

東邦大学では、2年ほど前に解剖学実習室が改装され、最新空調(においがあまり気にならない)完備で、各グループに1台液晶テレビが完備された実習室で解剖学実習が行われています。この液晶テレビに、先生が手技の見本をカメラで写して、説明を行い、実習を行います。また、シュミレーションラボや自修館という施設があり、眼底検査、レントゲンなどをはじめとした検査医学や、モデルを用いた採血の練習などを好きなときに練習できる施設が完備されています。また、希望者は縫合の自主トレーニングなどを行うことも可能です。

実験や実習の中で、数人で課題に取り組むグループ学習講義等があれば、記載をお願いします。

加藤

日本医科大学ではSGL(Small Group Learning)というものが1年生のころから頻繁に行なわれます。

実習は全て数人の学生で組んで行ないます。また、日本医科大学ではSGL(Small Group Learning)というものが1年生のころから頻繁に行なわれます。これは学生が数人のグループに分かれて、先生から課題を与えられ、自分たちで考え解決していくというものです。特に4年生では、授業にSGLが入っており、先生から症例を与えられ、それについて話し合い、どのような疾患か、どう治療していくかを考えていきます。

横山

昭和大学ではスモールグループディスカッションが盛んに行われます。

昭和大学ではスモールグループディスカッションが盛んに行われます。特に4年次は、カリキュラムに週4時間組まれています。症例に関して学生同士で討議を行い、プレゼンテ-ションをし、テストが行われ、最後に医師から症例に関して解説が行われます。

田原

4年の小児科の授業では、上位70名ほどが3人グループに分けられ、授業を行うといった変わった授業形式のものもあります。

2年生の実習はさまざまな基礎医学の実習がありますが、そのほとんどが2人ペアや5~7人くらいで行われます。3,4年生は7人くらいのグループで行う、自学自習型のチュートリアルという授業が週に1回あります。5~7人くらいに分かれてテーマを決めて、社会医学の研究を行い、発表する形式もあります。そのほかに、4年の小児科の授業では、上位70名ほどが3人グループに分けられ、授業を行うといった変わった授業形式のものもあります。

課外活動について教えてください

加藤

医学部は「部活」であり、運動部は夏の東医体(東日本医科大学総合体育大会)を主眼に頑張っています。

医学部は「部活」であり、運動部は夏の東医体(東日本医科大学総合体育大会)を主眼に頑張っています。あとは春や秋のリーグ戦や大会などがあり、やはり高校に近い感じだと思います。部活に入ることは学生生活おいてかなり重要で、文化部系でも運動部系でも、ここで先輩後輩との上下の繋がりがあり、先輩には勉強のことでも、遊びのことでもいろいろ相談でき、食事に連れて行ってもらうことなどいろいろお世話になります。まぁ、逆を言えば、学年が上がれば後輩に同じように面倒をみることになりますが・・・。また、大会の会場では他校の学生と仲良くなったりもします。先々、どこかの病院で会うこともあり得るので、横の繋がりも広がります。医学部に入ったら、何かの部活に入ることをお勧めします。

横山

昭和大学は1年次が寮生活なので、正式な入部は2年次以降となります。

昭和大学では,たくさんの運動部や文化部があります。中でも特徴的な部活は、白馬診療部、北岳診療部やACLSといった医療系の部活です。白馬診療部や北岳診療部は夏に白馬岳および北岳に登り、OBやOGの先生方とともに体調を崩された登山者の診断や処置を行っていきます。各学年で一番人数の多く、伝統のある部活です。また、部活に関してもう1つ特徴的なことがあります。他大学では1年生から部活に入ると思いますが、昭和大学は1年次が寮生活なので、正式な入部は2年次以降となります。よって、1年次は自分が少しでも興味がある部活にいくつでも参加することができ、1年間かけてじっくり、自分にあった部活を探すことができます。

各大学の学生の特徴はどのような点ですか。

横山

普段は、部活やバイトをしながら勉強と両立することができると思います。

学生の大半が何らか部活に入り、バイトもしています。大学によっては毎週テストがあり、中間試験もあるそうなのですが、昭和大学では、実習試験を除けば,年2回の定期試験以外にはテストは殆どないため、普段は、部活やバイトをしながら勉強と両立することができると思います。部活に入ることで先輩との縦の関係を作ることができますし,1年次の寮生活や2年次以降の学部横断PBLで他学部の学生と交流することができるため、横の関係も築くことができると思います。

田原

大森という立地もあってか、派手すぎず、地味すぎず、良い意味で古風な生徒が多いです。

東邦大学はキャンパスがさほど広くなく、また、全体の人数も少ないため、とてもアットホームで、部活や所属に関係なく、先輩、後輩の距離がとても近く、仲がよいです。また、大森という立地もあってか、派手すぎず、地味すぎず、良い意味で古風な生徒が多いです。テストなども学年ごとにみんなで乗り切ろう、みんなで進級しようといったようなまとまりがあり、みんな協力的です。

将来、何科へ進みたいと考えていますか?

加藤

とりあえず、外科系というのは決めていますが、具体的にはまだ決まっていません。

考えているのは産婦人科。日本は今高齢化社会を迎えていて、病院の患者さんはどこの科も高齢の方が多いです。産婦人科の患者さんは女性だけですが、若い方から、高齢の方まで幅広く診療ができ、加えて赤ちゃんの誕生に関係できます。若い方の未来を作ることも出来るし、高齢の方のQOLを高めるお手伝いも出来るのです。もちろん、まだ病院実習をしておらず、現場のことを全く知らないので、実習を行ないながら考えていこうと思っています。

横山

3年生までの授業を終えた時点では循環器内科と腫瘍内科に興味がありましたが、4年生になりさまざまな教科を学び、今は産婦人科に一番興味があります。

講義を受けてみて、女性の体から生命が誕生することが不思議なことであると思いました。また、医師が患者に告知をする場合、大抵はつらい宣告となりますが、産科の場合は必ずしもそうではなく、妊娠を伝えることは喜ばしく、他の科とは違うやりがいがあるのではないかと考えたからです。産婦人科は自分が今思っている以上に過酷でリスクの高い分野であると思います。この先実習で実際の医療現場をみて、さらに産婦人科について理解を広げられたらいいなと考えています。

田原さん

進みたい診療科はまだ決めていませんが、地域医療を行いたいので内科系に進みたいと考えていました。

しかし、大学の授業を受けていて、今は産婦人科にも興味が湧いています。ほかの診療科とはちがい、産婦人科だけは生命の誕生の瞬間に立ち会うことができ、「おめでとうございます」とお声をかけられる科なので、それがすばらしいとおもったからです。

後輩たちへメッセージをお願いします

加藤

浪人1年目の人、2年目の人、それ以上の人、いろんな人がいると思いますが、とにかく今年1年で終わらせましょう。

私の代官山MEDICALでの浪人は、友達にも恵まれて比較的楽しいものでしたが、やっぱりもう2度と浪人したくはないです。振り返ってみると、それだけの勉強はしたと思います。それから、今さら言うことではないかもしれませんが、医学部に行くこと、医師になることの覚悟を決めてください。入ってみないと分からない世界ではあるけど、はっきり言って、本当にやりたいと思わないとあんな勉強耐えられません。半端じゃない量の知識を頭に叩き込んで、たくさんの教科書を読み、たくさんのテストを受けて、やっと医者になったとしても、今はいつ訴訟を起こされるか分からない、そんな時代です。しかし私は、その中にもやっぱり楽しさや、やりがいを実感し、医学部に来てよかったと思っています。

横山

受験生のひとは今とても大変だと思います。

毎日、勉強勉強の連続で、やめて医学部を諦めようと思うこともあるかも知れません。私もそんな風に思った1人ですが、やはり医学部に入って今のような生活が送れていることに感謝するとともに、諦めずに頑張ってきて良かったと思います。講義も興味がある分野の内容なので楽しいですし、何より今まで我慢してきたことを大学でできているので、充実した日々を過ごしています。みなさんも、自分が行きたい学校に入学して、実りのある6年間を過ごしてほしいと思います。最後になりましたが、来年の春、昭和大学で素敵な後輩に出会えることを楽しみにしています。

田原さん

受験勉強はとてもつらいですが、医学部の勉強はもっと膨大です。

でも、楽しいこともいっぱいあります。努力は絶対に無駄にならないし、自信につながると思います。未来を変えることができるのは自分だけです!頑張ってください!!