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昭和大学 医学部
2013年合格ライン 代官山MEDICALMonthlyTest
270/400点
こんにちは。昭和大学医学部3年の三浦瑠衣子と申します。
今回は昭和大学について、受験生が気になる寮生活や、カリキュラム、学生生活や入試のことについてお話していきたいと思います。
よろしくお願いします!
<筑波大付属高校>
三浦 瑠衣子さん


① 寮生活にはじまる昭和大学の特徴

 昭和大学の特徴はなんといっても、1年次の寮生活です。1年次は山梨県富士吉田市にあるキャンパスで全学部合同の寮生活を送りながら、4月から12月までの約9ヶ月間を過ごします。昭和大学が謳っている「医療系総合大学」「チーム医療」というものを、入学してすぐ、それからずっと、ことあるごとに言われ続けることになります。
 昭和大学には医学部、歯学部、薬学部、保健医療学部(看護学科、理学療法学科、作業療法学科)があり、学年で600人ほどの学生がいます。4月、都内で入学式を終えたあとは、そのまま新入生全員はバスに乗せられ山梨県まで連れて行かれます(笑)。その日初めて会った同級生と隣の席に座り2時間弱バスに揺られて富士吉田キャンパスに到着します。富士吉田キャンパスは富士急ハイランドの近くの坂を上っていく途中にあり、本当に富士山が近く、四季折々の富士山を毎日眺めることができます。
 入学式当日、その日のうちに自分が1年間暮らすことになる寮、フロア、部屋に足を踏み入れます。女子寮、男子寮が2つずつあり、古いけれど広くて食堂や講義棟に近い(徒歩30秒)ゆり寮と赤松寮、新しくて綺麗で自販機の種類も豊富なすみれ寮、白樺寮があります。各寮6階建てで、大体2階~6階に10部屋ずつの一部屋4人部屋です。入寮日には各自が実家から送ったダンボールがフロアに溢れ、自分の部屋にたどりつき、”部屋めん”と対面します。学部合同の4人で、廊下の右手にベッドとクローゼットの部屋、左手に勉強部屋というふうに2部屋を使うことになります。私の部屋は医学部の私と薬学部2人、看護学科1人でした。女子は薬学部と看護学科の学生が多く、医学部の女子、通称”M女(えむじょ)”は25~30人しかいないため、フロアにM女は2~3人しかいません!試験前などはよく3人で勉強会議をしたりふざけたりして、とても仲良くなりました。フロア全体は約40人女子なわけで、すみれ寮2階なら”すみ2”、白樺寮3階なら”しらさん”と呼び、とくに男子には異常な団結力が生まれます。各フロアにはラウンジにキッチン、テレビ、ソファもあるため、みんなでテレビや図書館でかりることのできるDVDを観たり、男子は夜通しテレビゲームをしたりと、フロアメンですごす時間は圧倒的に多く、他学部の子と同じ学部の子以上に仲良くなれます。
 学部もばらばらの4人部屋でうまくやっていけるのかと思う人も多いですよね。初めて会ったその日から同じ二段ベッドで、隣の机で、生活をともにするわけですから不安があるのは当然です。しかも寮生活では寮とは別で食堂があり、そこで毎日3食、事前に配布される食券で食事をいただきます。朝などはだいたい部屋の4人で寮を出て食堂に行って朝ごはんを食べて1日がスタートします。本当に『衣食住』を共にします。部屋めんと気が合わなければフロアの40人に絶対気が合う友達はできますし、寮だけでなく学部、部活、イベントの委員、学部合同実習やPBL(のちほど詳しく書きます)など寮生活では本当にたくさんのコミュニティがあり、友達は本当にたくさんできます。また女子と男子の比率がほぼ2:1であり、同じ敷地内で生活するわけですから、”吉カプ”とよばれるカップルがたくさんできます(笑)。6月の寮祭や12月のクリスマスパーティーであがる花火をともにみるために、その時期には最高100組もカップルができるという噂もあるほど!
他の私立医学部では、医学部だけの単科大学だったり、総合大学でもキャンパスが別々などが多く、なかなか学内で医学部以外の学生と交流する機会がないのが現状です。その点、昭和大学は、医療系学部に限られてはしまいますが、他学部の友達がたくさんできます。1年次の部活動は富士吉田で1年生だけでおこなわれるため、たくさんの部活に所属することができます。2年になってそれぞれのキャンパスに戻ってから本格的な部活動が始まるため、1年次にはバスケもサッカーも管弦もやって、2年になってサッカー部に本入部する、など可能です。1年のときに新歓(先輩方は平日の放課後や土日に東京からやってきてさまざまな新歓をしてくれます!)で先輩と仲良くなり、その部活に本入部しなかったとしても先輩とのつながりは消えないことが多いので、友達、先輩、後輩が本当に増えます。
また、1年次に初年次体験実習といって学部合同の5人班で病院や老人ホーム、支援学校などにいく実習もありますし、他大学でも多く実施されているPBLチュートリアルも学部合同で1、3、4、5年次におこなわれます。将来、同じ医療現場で働く看護師、歯科医師、薬剤師、理学療法士、作業療法士のたまごたちが、いまどんな勉強をしていて、実際の患者さんにどういったアプローチをしていくのか、というのを学生のうちから知り、話し合う機会が設けられていることはすばらしいことだと思います。

②カリキュラムについて
 1年次には週2日は学部合同で、体育やチーム医療、コミュニケーション、スピーチの講義、また多岐にわたる約20の講座からから4つを選べる選択科目があり、週3日は学部ごとに講義がおこなわれます。医学部では生物、物理、有機化学、英語などの一般教養科目に加え、生化学、解剖学の入門、骨学実習などの基礎医学の科目も少し学びます。選択科目では、ドイツ語やフランス語中国語などの語学はもちろん、音楽、演劇、生命倫理や法学、社会学、日本語など多くから選ぶことができ、興味もひろがります。私は社会学の授業が楽しすぎて、自分の考え方が変わったほどです。富士吉田では先生との距離も近く、いまでも仲良くさせていただくことも多いです。いま思うと、1年生の授業はとても楽しかったですね。
2年生になると解剖学、組織学、生理学、微生物学などの基礎医学科目を学び、後期にはいると人体解剖実習が2ヶ月半ほど毎日続きます。医学部に入った実感が本格的に湧くと同時に、人体の複雑さに驚く毎日でした。
 3年前期には基礎医学に臨床医学が混じったような科目を学び、後期から4年生にかけて臨床医学を学びます。実習は生化学、解剖学、組織学、生理学、微生物学、薬理学、法医学と2~4年にかけ続きます。学外実習としては、2年生で看護師さんについてまわる病院体験実習、3年生で地域の開業の医院などに1人で3日間おこなう地域医療実習などがあります。そして5年生からポリクリとよばれる病院実習がはじまります。しかし、私の1つ下の代からカリキュラムが大幅変更になり、4年後期からポリクリをはじめることになったため2~4年次の3年間で学んでいた内容を2年半で学ばなくてはいけなくなり、講義数も試験の科目数も大幅に増えました。これから入学するみなさんは、新カリキュラムで学ぶことになります。医学部の試験は、とにかく気が遠くなるほどの暗記量です。大学受験の勉強のように、覚えたことをつかえるようになる(問題がとけるようになる)というよりは、とにかく覚える覚える覚えるの連続です。 受験では、わかりやすい先生の授業とノートと参考書があり、やるべきことを与えられそれをこなしていきますが、大学の試験ではそうはいきません。先輩がまとめてくれたノートは少しありますが、大学では自分でやるべきことを考え、効率よく勉強をすすめる必要があります。先生にいつでも質問できて決まった勉強を毎日こなして勉強に集中できるいまの代官山MEDICALの環境は本当に恵まれているんですみなさん!あんなにスムーズに勉強をしていられる時間はいましかありません。私が浪人生のときは、いつか将来「あのときがんばれたからいまもがんばれるはずだ」と思えるように、ぜったい後悔しないようにと、必死で勉強しました。ただ、大学の試験は1ヶ月もあれば解放され、試験期間中以外は勉強はほとんどせず部活やアルバイトや遊びに時間を費やす人がほとんどなので、1年中ずっと勉強なわけではないので安心してください。
話が逸れましたが、カリキュラムの特徴としては、前述した学部連携PBLがあげられます。2年次と3年次に医学部だけで臨床医学演習というPBLがおこなわれますが、学部合同の方が厳しくおこなわれます。PBLチュートリアルというのは、6~8人の少人数グループでおこなわれる自己問題提起、問題解決型チュートリアルとされています。配布される資料より自分たちで問題を抽出し、それについて各自で調べグループで共有し数回にわたって深めていく、というものです。学部合同PBLでは、教室で話し合うだけのもののほかに、実際に病院実習として1人の患者さんをグループで担当し治療法や看護計画、リハビリなどについてケアをおこなっていくものが特徴的です。自分の専門で学んできた知識だけではわからないさまざまな視点で患者さんを診ることができるきっかけになるようです。これができるのも医療系総合大学ならではだと思います。

③学生生活について
 富士吉田の寮を退寮し、2年次から医歯薬学部は品川区の旗の台キャンパス、保健医療学部は横浜市の長津田キャンパスで学びます。旗の台キャンパスは自由が丘や五反田から電車で7~8分ほどで、昭和大学病院本院と東病院にほぼ隣接しています。建物も古く、狭く坂のある敷地内に1~16号館まで建っているため、キャンパス内は迷路のようではじめは迷います。
 そんなキャンパスでの生活がはじまり、2年生は部活への本入部のためもういちど新歓を受けられるという特典が! 1年生でも2年生でも新歓をうけるというのは特殊ですが、医学部ではほとんどの学生がなにかしらの部活に所属するため、大事なイベントです。私は、北岳診療部とアカペラ部に所属しています。北岳診療部ではその名のとおり、日本で富士山のつぎに高い北岳(3193m!)の山頂近くにある昭和大学の診療所で夏の1ヶ月間、交代で登り診療活動をするという部活です。診療所では学生も患者さんに問診や身体所見をとることができるので勉強になります。医学部の学生はほとんどが部活に所属して充実した毎日を送っています。

④入試、受験勉強について
 受験生のみなさんがいちばん気になるのはここですよね。昭和大学の入試で特徴的なのは化学の高分子などの範囲が細かく出題されるところかと思います。私が受けた2012年度では、化学でゴムについての大問が出題されました。まわりの受験生は試験後にできなかったと騒いでいましたが、私はゴムもしっかり覚えていてほとんど得点できた自信があったためそこはほっとした気持ちでした。数学と生物でいまでも鮮明に覚えているほどのミスをして死ぬほど後悔しましたが、二次補欠で3/30に合格の電話が来て、あきらめずに二期まで受けてよかったと思いました。
 もう入試も近づいてきましたが、代官山MEDICALでまじめに毎日勉強していればかなりの力はついているはずです。本番では、自分がやってきたことがなによりの自信になります。不安にもなるかもしれませんが、いままでどおり毎日4科目を淡々とこなしていくことが大切だと思います。私は入試本番で、受かる自信はありませんでしたが自分がやってきたことに対する自信はあったので落ち着いて試験にのぞむことができました。試験中も代官山MEDICALに戻ってわからなかった試験問題について先生に質問したり、できなかった分野を必死で復習しなおしたりすれば必ず次の試験につながります。先にも書きましたが、受験のたった1年間の努力は、受験本番ではもちろんその後もさまざまな自信につながります。あと少し、入試本番、試験期間中もできることを精一杯こなして、その後にある医学生の生活を楽しんでください!昭和大学で待っています!


昭和大学 DATE
〒403-0005 山梨県富士吉田市上吉田4562(1年次)
〒142-8555 東京都品川区旗の台1-5-8(2年次以降)

問合先
〒142-8555 東京都品川区旗の台1-5-8
学事部入学支援課(☎03-3784-8026)
アドミッションポリシー
①常に真心を持って人に尽くす意欲と情熱のある人
②チーム医療を担うための協調性と柔軟性のある人
③医療や健康に関わる科学に強い興味を持つ人
④自ら問題を発見し解決する積極性のある人
⑤医療を通じた国際社会への貢献に関心のある人
⑥1年次の全寮制共同生活・学習に積極的に取り組める人

特待生制度
 特待制度として、選抜Ⅰ期の合格者(補欠合格者を除く) および地域別選抜の入学者は初年度の授業料が免除される。(2014年現在)