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Special Report 日本医科大学 入試ガイダンス

藍川 先生(日本医科大学) 7月11日(金)、代官山MEDICALにて日本医科大学の藍川伸雄先生にお越しいただき、「医学部入試ガイダンス」を行いました。事前予約の際から多くの関心を集め、当日は本科生、現役生のみならず、保護者の方にもご参加いただきました。

■日程:2014年7月11日(金) 16:30~17:30
■講師:藍川 伸雄先生

(日本医科大学学事部教務課マネジメントサポートスタッフ)

■アジェンダ
  1. 勉強する校舎について
  2. 学生施設について
  3. クラブ活動について
  4. 日本医科大学の歴史について
  5. 日本医科大学の組織について
  6. 入試情報について
  7. 学費・奨学金について
  8. 日本医科大学の教育について
  9. 今年のオープンキャンパスについて
  10. 質疑応答

■ガイダンス内容(抜粋)

1.勉強する校舎について

1年生は、今年度に新たに建設した東京都武蔵野市にある武蔵境キャンパス(校舎)で、2~6年生は千駄木キャンパスで勉強します。

2.学生施設について

千駄木キャンパスの学生施設は、医学部の教育棟(講義室)、同窓会館(少人数教室)、図書館、と実習棟(大学院棟)があり、最新の施設が整っています。
武蔵境キャンパスは、姉妹校の日本獣医生命科学大学の学生と同じ校舎で学びます。また、2月2日に実施される1次試験の会場となっています。体育館、武道場等の体育施設と学生食堂等の 施設も充実しています。

3.クラブ活動について

現在運動部が26団体、文化部が11団体、同好会が5団体。ほとんどの学生が何らかの部活に所属しています。

4.日本医科大学の歴史について

1876年、日本医科大学の前身である「済生学舎」が設立され、今年で創立138年になります。単科の私立医科大学としては最も歴史のある大学です。

5.日本医科大学の組織について

日本医科大学の組織は、大学院医学研究科・医学部・図書館及び付属病院が4カ所。この4ヶ所の付属病院で5・6年次に臨床実習を行います。これまで954床あった千駄木の付属病院を建て替えしており、完成すると地上12階、地下3階建、病床数が1000床規模となる予定です。また、千葉北総病院は日本で初めてドクターヘリ事業を立ち上げた病院でもあり、実習では実際にドクターヘリが出動するところを見学します。

6.入試情報について

今年の募集も、昨年と変わらず定員は114名で行います。1次試験日は、2月2日(月)会場は日本医科大学の武蔵境キャンパスで実施します。2次試験は、2月12日(木)と13日(金)の2日間、千駄木キャンパスで実施します。試験日は、2日間からどちらか都合の良い日を選択してください。入試科目は去年と変更はありません。配点は英語が300点・数学が300点・理科が3科目から2科目を選択し各200点の合計1000点満点となります。2次試験は小論文と面接です。理科の選択科目は、化学でほぼ100%の受験が選択しており、物理と生物が半々くらいとなっています。選択する科目で平均点が大きく違う場合は調整をする場合があります。
また、小論文試験は、課題に対して「600字以内で記述しなさい」という出題形式で、課題は医学に関する課題ばかりではありません。面接は、グループ面接と個人面接を実施しています。グループ面接は30分・面接官が3人・受験生6人のとなります。最初にテーマが与えられ、それに対して1人2~3分ずつ意見を述べて、その後討論に入ります。その後、個人面接(面接官3人対1人)を実施しており、人物面も重要視されています。 大学が求めている人材は、「アドミッションポリシー」のとおりとなります。特に、医師を目指す目的意識が明確な学生を求めています。

1. 医学を学ぶ目的意識が明確で、自ら努力する人
2. 生命倫理を尊重し、医学を学ぶための知性と科学的論理性を備えた人
3. 病める人の心を理解し、相手の立場で物事を考えることができる、思いやりのある人
4. 社会的な見識を有し、周囲との協調性、調和性を尊重する人
5. 世界の医学・医療の進歩と発展に貢献する強い意欲のある人

昨年度の入試結果は、志願者が2232人で、受験者数が1943人。1次の合格者が414人で、正規合格者と繰り上げを合わせて356人の最終的な合格者を出しました。入学した114人のうち、男性が71人、女性が43人で女性比率が過去最高となりました。現浪比率は、現役21%で、1浪37%。2浪24%。3浪以上(4大卒含む)18%でした。

7.学費・奨学金について

昨年度43万円の減額をして6年間の学費は2770万円となっています。今年は、特待生制度を倍増させます。去年までは正規合格者の上位30人に初年度の授業料を免除していましたが、今年度からは30人から60人に倍増し、正規合格者の上位60人に対して初年度授業料2,470,000円を免除いたします。
また、日本医科大学独自に行っている奨学金制度があり、昨年度は希望者全員に貸与しています。この奨学金の1番の特徴は、在学中の元金と利息の返済がありません。返済は、医師になって3年目からで、安定した収入が得られるようになってから返済が始まります。この制度を利用すれば、6年間で大体2000万円くらいの負担で卒業することが可能になります。

8.日本医科大学の教育について

~わが身を捨てて、広く人々のために尽くす~それは、医師の倫理に通じるもので、古くから医療者が貫いてきた精神です。日本医科大学は、その精神を学是『克己殉公』に込めて、138年にわたって人間性豊かな医師や医学者を要請してきました。
また、日本医科大学は「愛と研究心を有する質の高い医師、医学者の育成」を教育理念に掲げています。この理念というのは、目の前の患者さんを精神面から救う慈しみの心、そして愛を持って治療することで、患者さんに最適な治療を考える研究心を養います。こういったものをぜひ日本医科大学で学んでほしいと願っております。
今年度から6年間のカリキュラムが変わりました。医療のグローバル化が進むなか、日本の医学教育は大きな変革が迫られており、今、全国の医学教育機関が国際認証に対応したカリキュラムの運用を開始しました。簡単に説明すると、臨床実習を50週から70週に増やし臨床の現場から多くを学べるカリキュラムとなったことです。内容も、従来の見学型臨床実習から、スチューデントドクターとして医療チームの一員となり学習する、臨床参加型実習に変貌することになりことから、より、実践的な学習医学教育を受けられるカリキュラムの変更になっています。

9.今年のオープンキャンパスについて

1回目が8月27日水曜日の午後1時から、2回目が9月27日土曜日の午後1時からで、場所は千駄木キャンパス。お越しいただければ、平成27年入試用願書を無償でお渡しします。1番の目玉は、日本医科大学の在学生が10人~20人くらい参加し、受験科目によってグループ分けをして、受験アドバイスの相談ができるような場を用意しております。男性も女性も半々くらいで待機しています。入試のこと以外にも、学校の中のことやクラブ活動のことなども聞けるので、ぜひお越しいただければと思います。

10.質疑応答

(Qは代官山MEDICAL生徒によるもの、Aは藍川先生にお答えいただきました)
Q.サークルの話がありましたが、掛け持ちをすることはできますか?

A. 2つくらいまでだったら掛け持ちしている生徒もいます。ただ、クラブ活動をやりすぎてしまって成績が良くなくなってしまった場合は、クラブ活動を禁止する場合もありますので、注意が必要です。

Q.大学で管理している寮はありますか?

A.学生寮はありません。先ほど説明させていただいたように、日本医科大学には1都3県からの入学者多く自宅から通える人がほとんどです。それ以外の地域の方でも通学に2時間くらいかけている生徒もいます。もちろん、大学の近くにお家を借りて通っていただいても構いません。近くに住まないと勉強が進まないというわけではありませんし、今話をした通学に2時間かけている生徒もしっかり成績も取れていますので、人それぞれだと思います。

Q.合格最低点はどのくらいですか?

A.最低点は公表していませんが、昨年は1000点満点で大体56~57%といったところでした。
 60%獲得できれば合格圏内となります。

Q.英語ができないとついていけないですか?

A.一般教養科目としての英語は第3学年までとなりますが、医学部の授業は、基礎医学・臨床医学等、どの科目も授業の中に英語力が必要となってくるものが多く、今のうちに英語力を身につけておくのは必要となります。英語力の目安としては、学生全員が受験するTOEFL試験があります。

Q.2次試験が2日間ありますが、初日と2日目で難易度の差や有利不利はありますか?

A.小論文の試験はそれぞれ課題が違いますが、評価に差が出ないよう課題を作成しております。面接も同様です。個人面接では先ほど話した「医学を学ぶ意識が明確かどうか」というのが大切かと思います。受験テクニックも色々あろうかと思いますが、自分の気持ちをぶつけてもらってオリジナリティのある回答も必要かと思います。