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Special Report 東海大学医学部 入試ガイダンス

原先生去る6月11日(土)、東海大学 伊勢原教育計画部事務室長 原先生による東海大学一般入試及び一般編入試験の入試ガイダンスを行いました。
大学の先生による直接の学校説明や入試概要説明に生徒達は熱心に耳を傾け、質疑応答では予定時間をオーバーするほど積極的に参加をしていました。東海大学では大きな入試変更点があり、「二次試験の導入により試験の難易度が変わるのか」など具体的な質問が生徒からあがるなど、先生からの具体的な入試概要の説明に生徒たちも実際の入試に対して現実味を覚えたようで、より引き締まった表情を浮かべていました。

■日程:2011年6月11日(土) 15時~16時
■講師:原義徳先生(東海大学伊勢原教育計画部事務室長)
■アジェンダ

  1. 大学案内(良医の条件など)※プロジェクターを使用して詳細説明を行いました。
  2. 学費の軽減
  3. 入学試験の変更
  4. 質疑応答

■ガイダンス内容(抜粋)

1.大学案内

(1)キャンパス所在地
(2)生徒数と学年人数  生徒比は男女6:4 
(3)良医の条件
東海大学では、研究職を育てることよりも医療の第一線で活躍する臨床医の育成に力を入れています。良医とは、患者の意思をくみ取れる医者、そしてチーム医療を行える人間だと思います。医療とは医師一人で行えるものではなく、看護師・薬剤師といった様々な職種の人間が一つになって行うものです。我を通す医師ではチーム医療を成り立たすことはできません。そのため良医を育てるためにはコミュニケーション能力が不可欠であり、東海大学では、コミュニケーション能力の向上に力を入れているため以下のカリキュラムを実施しています。

【各学年のカリキュラム紹介】
ガイダンスの様子1学年:基礎およびコミュニケーション能力の向上
ANAのアテンダントを招き接遇を学びます。
2学年:周辺医療の体得
3・4学年:基本臨床能力の準備
具体的には、第3学年の「クリニカルコミュニケーション」がある。生徒同士で医者と患者の模擬面接を行い、コミュニケーション能力の向上に努めます。
5学年:基本臨床能力の実戦
具体的には、「クリニカル・クラークシップ」がある。1クール2週間として、1年間53週で各科をまわります。
6学年:臨床能力の向上
具体的には、「臨床実習」があります。 臨床実習においては希望者は海外での実習も可能です。

(4)大学特色
ゲノム医学・再生医療・創薬がメインとなります。研究職以上に臨床医の育成に努めています。

2.学費の軽減

本年度の募集より、6年間学費3700万円として、前年度入学者より400万円の軽減を行っています。

3.入学試験の変更・一般入試

1.試験科目 ・・2次試験(面接・小論文)の導入
ガイダンスの様子 昨年度         英語・数学・理科選択1科目・適性試験
今年度から 英語・数学・適性試験・理科選択1科目・面接・小論文
面接は面接官3人ないし2人に受験生1人の形をとります。
面接を実施する背景としては、現状の学生の休学者および退学者が多いのが実情です。学生の心情としては、医学部に受かることが第一目標になってしまっていると言えます。そのため東海大学では、医師になりたいという志のより強い方を選抜するために、一般入試の1次試験で面接を実施することになりました。

3.定員の変更

一般入試 一般編入学試験
前年度 50名 前年度 40名
今年度から 60名 今年度から 30名

【定員増減の背景】
監査機関からの是正に伴い、一般入試において定員以上の学生を入学させることは認められません。しかしながら編入学試験においては定員以上を入学させることは厳密には規定されていません。そのため入学者確保のために一般入試の定員を増やし、編入学試験の定員を減らしました。編入学試験は定員を10名減らしましたが、一般入試と違い定員が厳密に定められているわけではありませんので、最終合格者は40名前後の合格者を出す予定です。

4.質疑応答

(質問内容はQ. 解答はA.と表記)

Q.一般試験で面接を導入したのはなぜでしょうか?
A.医学部に合格することを第一目標とする生徒が増えたため、休学者および退学者が増えています。そのため、医者になろうという思いがより強い生徒を獲得するため面接を導入しました。また東海大学医学部のテーマである良医を育成するためには、コミュニケーション能力は必要不可欠です。そのため、受験生のコミュニケーション能力を把握するために面接を実施します。

Q.面接で事前に考えておいて方がよいことはありますか?
A,志望動機、どんな医者になりたいか、何科にいきたいかなどは言えるようにしておいたほうがよいでしょう。

Q.学生のうちから何科に行きたいか決めておくことは良いことですか?
A. 幅広く各科の勉強を積むことは前提になりますが、自分がどの科に行きたいか決めておくと授業にも興味を持ちやすく、モチベーションも上がるので良いことだと思います。またご自身が行きたいと思っている科での実習だと、より実のある実習になると思います。

Q.人気の授業はありますか?
A.1年時の病院実習や4.5年時のディスカッションがあります。やはり座学で講義をきくより、自分で体験するものは人気があります。

Q.東海大学病院での特徴のある科とは何がありますか?
A.臍帯血移植が症例が多いです。また病院として癌患者が6-7割いますので、放射線台を2台から3台に増やすなど力をいれています。

Q.一般入試についてうかがいます。面接に伴う、適性試験の変更はありますか?
A.変更はせず、従来通りの試験になります。

Q.海外留学について具体的に教えてください。
A.5年時の臨床実習を希望者は海外で行えるものです。アメリカのメディカルスクールは4年制大学卒業の方がきていますので、実習をしている方々は30歳台になります。また患者の朝のメディカルチェックは学生が行い、その結果を研修医・医師に報告する形をとるなど、学生でありながら実際の医師のような扱いをされる事が特徴です。9名の枠がありますが、毎年希望者が行っています。日本と海外の医療現場の違いを体感できとても良い経験になります。しかしながら、英語力も問われますし、意欲がないと難しいものになります。

Q.海外交換留学を受け入れていますが、具体的にどのような形態で授業をされるのですか?
A.海外留学生に対しては、英語で話をしています。学生たちの興味のある分野としては、漢方・針治療・レントゲン・麻酔科等になります。

Q.医学部が英語に重きを置く理由をなぜですか?
A.論文はすべて英語になります。そのため最新の知識や情報を得るのは英語が不可欠になります。

Q.編入の定員が削減されたことによる、1次試験の難易度の変更はありますか?
A.変更はありません。また1次試験の合格者数の変更もありません。

Q.グループ討論で、受験生が知っておく分野はありますか?
A.特にありません。生徒6人に対し、面接官は4人です。また面接官は比較的若い医師が担当します。司会をしたから、発言を多くしたから評価が高いとうものではありません。面接官が、いっしょに仕事をしたいと思えるような学生に来てもらいたいです。

Q.一般入試、1次試験で面接が入ることにより受ける人数は変動するでしょうか?
A.他大学でも1次試験で面接を実施いている大学は数多くあります。そのため2次試験の導入が受験者数の変動につながるとは考えていません。それよりも、今年度より一般入試の定員を増やしたことにより受験者数が増加するのではないかと考えています。

Q.大学にはどのような生徒がいますか?
A.現在の新入生の平均年齢は30歳です。入学者層が、現役および附属高校からの持ち上がり、社会人、浪人生となりますので、さまざまな年代の人が勉強しています。

Q.どのような人がチーム医療でリーダーシップがとれる人ですか?
A.技術があることは前提ですが、適切な判断ができ、人の話を聞ける人だと思います。医療は、看護師・薬剤師といったチームで行うものですので、周りの話をきかず独りよがりな人間ですと難しいと思います。

Q.卒業後の進路は?
A.卒業年度によってさまざまです。

2012年度入試変更点

【2012年度 一般入学試験概要】

●募集人員

60名(昨年度50名から10名増員)

●出願期間

1月4日(水)~1月23日(月)

●入試日程

一次試験:2月2日(木)、3日(金)   /一次発表:2月8日(水)
二次試験:2月11日(日)、12日(月)  /二次発表:2月17日(金)

●試験科目

<一次試験>
英語:英語Ⅰ、英語Ⅱ、リーディング、ライティング
数学:数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B(数列、ベクトル)
化学:化学Ⅰ・化学Ⅱ(物質の構造と化学平衡)
物理:物理Ⅰ、物理Ⅱ(力と運動・電気と磁気・物質と原子(原子・分子の運動)
生物:生物Ⅰ・生物Ⅱ
適性試験
<二次試験>
小論文:500時以内 ・ 面接

【2012年度 一般編入学試験概要】

●募集人員

30名(昨年度40名から10名減員)

●出願期間

8月22日(月)~9月12日(月)消印有効

●入試日程

一次試験:9月25日(日)  /一次発表:10月4日(火)
二次試験:10月22日(土)、23日(日)  /二次発表:11月4日(金)

●試験科目

<一次試験>
1.東海大学所定の書類による書類審査
2.学科試験(英語・適性試験)
<二次試験>
面接(個人面接・グループ討論)