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Special Report 愛知医科大学 入試ガイダンス

蓮池先生 私立大学医学部の入試担当官と代官山MEDICAL学院長の石井先生の直接対談をレポートします。
前年度の入試結果や今年度の入試変更点、学生の様子など、受験に役立つ情報が盛りだくさん。入試担当官からの貴重な情報をぜひチェックしておきましょう!


石井先生(以下敬称略):2011年度入試結果はいかがでしたか?
蓮池先生(以下敬称略):全体的に志願者は減っていますが、愛知医科は正規合格からの歩留まりが非常によいのが特徴です。
今年108名の新入生が入学しましたが、そのうち50名が女性。"女性に救われる愛知医科"とでも言いましょうか(笑)。実際、女性の活躍をサポートする環境もととのえており、2年前には保育所も設置しました。
石井:推薦はいかがでしたか?
蓮池:今年の合格者の出身校は関東勢では東京女学館、栄東です。また、地方では大阪など近畿地方、仙台、熊本の高校からの合格者もいます。合格目安は200点満点で6割に設定しており、学力試験は数学、英語、小論文そして面接を実施しています。一般と同様やはり、学力重視という点は変わりありません。
石井:2012年度入試、変更点はありますか?
蓮池:数学の試験時間及び配点が100分150点というように、英語(同じく、100分150点)に合わせることとなりました。
また、センター利用の場合、数学は素点のままを適用することとしました。募集人員につきましても、センター利用については5名から10名に増員、一般入試は60名から65名に増員、推薦は20名から15名に減員としました。推薦で受験してくる子は評定がよくても学力試験がよくない生徒が多いのが実情です。また、地域枠に関しては、残念ながら入学してから学力格差が出てしまうケースも多いですね。
対談風景石井:地域枠は県からの補助などがあるのでしょうか?
蓮池:例えば静岡県では、月20万円の貸与制度があります。この制度の場合、卒業後9年連続県内勤務をすることで、返却義務をなくすという条件もあります。基本的に、地域枠制度については自治体所属という認識に近い形となっています。
石井:合格基準として、多浪は不利などありますか?
蓮池:特にありません。今年は最高6浪の生徒がいましたし、36歳で入学してきた生徒は今現在3年生として在学しています。年齢や浪人年数ではなく、本人のモチベーションを確認して判断しています。
石井:面接でしゃべれない生徒が合格することは難しいでしょうか?
蓮池:実際、厳しいですね。総合的に協調性や積極性、自分を表現できる手段がないと判断した場合は不合格としています。
石井:小論文はどのような点を見ていますか?
蓮池:2011年度の答案を見ていて思ったことは、常識がない答案が多かったということ。今年は、「1泊2日で小学生30人で合宿をする企画の保護者説明用のチラシを作成せよ」という問題でしたが、例えば1泊2日なのに金額5万円設定になっていたり、参加者30人の小学生に対し、ドクター10人を連れていくという内容だったり。そのような常識がないと判断した答案の場合は不合格としました。
石井:学生の様子はいかがでしょうか?
蓮池:学年によってカラーは様々ですが、今年の一年生は非常にいいですね(笑)愛知医科は基本的に"自由な大学"というイメージが強いと思います。学生達の自主性が強く、例えば国試対策として合宿を強制的に行う大学もありますが、本校は6年生が「全員で合格を目指そう!」という意識のもと、成績の悪い生徒達を集めて合宿を行いたいと生徒から申請があったりします。
石井:人気のプログラムは何でしょう?
蓮池:最近は海外留学が人気です。実際にカルテを書いたり参加型の医療を学べる「クリニカルクラークシップ」の受講が可能なため、このプログラムを受講したくて本校に入学する生徒もいます。

2012年度入試変更点