入試ガイダンス 2020年8月7日(金)
140年にわたって脈々と受け継がれている建学の精神と学是。人々を救いたいという情熱 が築き上げた日本医科大学。 8月7日(金)、代官山MEDICALにて日本医科大学の藍川伸雄先生にお越しいただき「医学部ガイダンス」を行いました。コロナの影響で日本医科大としては予備校へ赴いての8月ガイダンスは 代官山MEDICALのみということで、当日は本科生、現役生、保護者の方も参加され貴重なお話をいただきました。
■日程:2020年8月7日(金)
■講師:藍川 伸雄先生
1. 世界中の医療に貢献してきた卒業生
西洋医の育成が急務だった1876年、長谷川泰によって日本医科大学の前身である済生学舎が創設されました。黄熱病や梅毒の 研究で知られる野口英世、小口病の発見者である小口忠太、 東京女子医科大学の創設者である吉岡彌生、ドイツで医療活動に尽力した肥沼信次、日本人二人目の 世界医師会会長を務めた坪井栄孝、癌治療研究の丸山千里、多数の卒業生が世界中の医療に 貢献してきました。
2. 未来型医学教育
学生も入力できる学生専用の電子カルテがあり、そういった体験もできます。
日本医科大学の大きな特徴が、テクノロジーの進化に対応し、質の高い医師、医学者を育成するための未来型医学教育です。E-Learning学習システムにより クラウド上にアップロードされた授業の動画や資料が見られるので、合理的な学習が可能です。
全ての授業を録画してあるので、いつでも観ることができます。50台のBig Padを活用しながら少人数グループで討論し、思考力・ コミュニケーション能力・積極性を養うスモールグループラーニング、通称SGL。今後はAIとの連動も開発予定です。
3. 「入試」から「選抜」へ
日本医科大は出願書類を重視するため紙願書です。出願書類 を見て面接で質問がされますし自己アピールできる大事な場面ですから、自分の考えを『主体性をもって』『表現』することをお奨めします。
文科省からの通達で、今年から『入試』という言葉がなくなり、『選抜』という表現になりました。「一般前期入試」が『一般選抜(前期)』に変わりました。入試だとこれまでは学力一辺倒でしたが、学科知識重視型から、人物評価も重視した選考をするためです。学力の3要素とは、『知識・技能』、『思考力・判断力・表現力』、『主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度』を言います。このうち、小論文では、自分の考えを論理的に説明する『思考力・判断力・表現力』が評価されます。日本医科大ではこれまでと変わらずですが、表や数値からの読み取りや理解力が試される試験内容にどの大学もなっていくだろうと考えられます。
面接では、調査書や願書等に記載された諸活動から『主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度』が評価されます。その際調査書と出願書類に記載された内容から質問をしていくことになります。そこで日本医科大では、WEB出願にせずに、出願書類を自筆で記入させるという出願方法を取ります。その理由は日本医科 大学への生徒からの熱意を知りたいからです。ご本人は受験勉強で大変だから…と親御さんが代筆される書類もよく目にしますが、『主体性を持っ』た『表現力』ある学生を評価されます。出願書類はせっかく熱意を語れる場面ですし、調査書以外では、自己アピールできたり自分の想いを表現できる絶好の機会と捉え、熱をもって準備していただきたいと思います。
4. 学納金は31大学中3番目の安さ
ちょっと前の話になりますが、 2018年度入学者から、学費を大きく下げています。
1.初年度学納金 450万円(入学金を含む)※特待生は200万(入学金を含む)
2. 6年間合計 2,200万円(従来比570万円減額)※特待生は1,950万
特待生枠が2019年度より3倍の43名に拡大。(※内訳:前期30名、後期10名、後期共通テスト併用3名)
1クラス9名 少人数制指導
プロ講師による1日12時間学習指導
塾生一人ひとりの入試とのかかわり方を指導し、一年後見事に医学部入試を突破して、将来社会に貢献できる立派な医師に育って欲しい、そんな強い思いから構築した教育システムを採用。
1年で必ず合格へと導きます。